
平成12年10月25日から約2ヶ月にわたり、氷見市を主舞台に「楢山節考」「うなぎ」でおなじみの今村昌平監督の映画『赤い橋の下のぬるい水』の撮影が行われました。
氷見市民約200人がエキストラ出演し、また市民団体が撮影スタッフに氷見の味覚の差入れを行うという一幕もあり、市民あげての応援となりました。
この作品が、第54回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品され、残念ながら受賞とはなりませんでしたが、氷見市を舞台にした映画がカンヌという世界の舞台で上映され、専門家の方々から賞賛を得たということは、私たち氷見市民も喜ばしい限りです。
さてこの映画は、平成13月11月3日~全国で大ヒット上映されました。
ほとんどのシーンが氷見で撮影されたもの。
漁師役の北村有起哉さんの上手な氷見弁が非常にインパクトがあっておもしろいですよ。
映画館で見逃した方はレンタルビデオ店へGo!。
赤い橋の下のぬるい水
淡水と海水が混じり合う水を"汽水"という。
その水が美味しいのか、それとも居心地が良いのか、いろんな魚が集まってくる。
そんな汽水が漂う能登半島の付け根に位置するとある漁港の町に、リストラされて人生に自信を失った男が流れ着く。
男はそこで和菓子を作りながら祖母と二人きりで赤い橋の袂の一軒家でひっそり暮らす不思議な女と出会う。
女は自らの体内から湧出する「水」によって男をつつみ癒し、彼の生命を蘇生させていく......。
あらゆる生命は「水」から生まれたという。
人間の命の源であり、心を癒してくれる水。
ある人は、20世紀を戦火につつまれた「火」の世紀、そして新世紀はそれを鎮める「水」の世紀と予言する。
テクノロジーから人間への回帰を象徴する言葉である。
「女」と「男」、そして「水」をめぐるこの物語は、新世紀を生きる人々へ贈る至福に満ちた愛の寓話であり、ファンタジーである。
原作/辺見 庸
監督/今村 昌平
出演/役所 広司 , 清水 美砂 , 北村 和夫 , 倍賞美津子

なお、この映画のメインロケ地である、「赤い橋」は今もそのまま残っています。
また「ノウゼンカズラの家」も撮影後ほぼ同じ状態で保存してきましたが、ロケセット自体が3年も経過し、腐食なども目立ってきたので、9月をもってロケセットを取り外しさせていただきました。
※この映画のロケ地を紹介した「ロケーションマップ」もあります。
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| 撮影前 | 撮影時 【赤い橋】 |
撮影時 【ノウゼンカズラの家】 |
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| 撮影時 | 撮影後~ 平成15年9月30日まで |
撮影後~ 平成15年9月30日まで |
