幸せを願う、まるまげ祭り
<まるまげ祭りについて>
まるまげ祭りはかつて氷見にいらっしゃった芸妓さんが年に一度の休日を利用し、人妻の象徴である「丸まげ」を結って地区内の千手寺に幸せな結婚を願ってお参りしたことが由来とされています。現在は公募制となり、毎年50~60名の県内外の独身女性が参加しています。
しかし、地区の方々にとっては、「まるまげ祭り」というよりも「観音大祭」が地区の方々にとっての中心となるお祭りであり、本来の呼び方なのです。
<観音大祭とは?>
氷見の現在の商店街は、ハットリくんのカラクリ時計のある湊川をはさんで、北六町と南十町にわかれていました。このお祭りは北六町のお祭りです。今回の御旅所が「中町」なのは、旧町の名前であり、毎年旧町の区切りで順番に総代を務めておられます。
まるまげ祭りで最後に祈祷をする千手寺は、越中最古のお寺で、漁師町の氷見では金比羅への参拝も古くから行われています。
千手寺観音様は、仏の中で最も多くの功徳をもっており、延命、滅罪、良縁成就などの後利益があるとされています。漁師町氷見としては、海上安全等を祈願し、日々の生活の中での信仰対象でした。
千手寺の祭礼日には、観音様が町におりてこられ、その年の町の当番が小屋掛けをします。その日は祝杯をあげるなど各町内で宴が繰り広げられます。それが観音大祭で、現在は4月16日~18日に行われます。その祭りの日に芸妓さんの休日が充てられ、芸妓さんは人妻らしい格好をしてその日だけ遊べるのです。そして、幸せな結婚ができますように、とお寺に参拝します。それが現在のまるまげ祭りの由来です。
当日は千手寺に誰でも参拝できます。
護摩木が常備されていますので、お気軽にお申し込みください。
【当日の巡行について】
巡行ルートが決定しましたので掲載いたします。
昨年と巡行ルートが大幅に変更しておりますのでご確認ください。
今年まるまげさんの記念撮影は魚々座前を予定しております。
ご注意
当日は一般道を一部通行止めにして巡行します。危ないですから、必ず警察官、誘導員の指示に従って祭りをご覧ください。
毎年4月17日に行われる氷見の伝統ある祭り、「まるまげ祭り」。かつて幸せな結婚を願った芸妓たちが、年に1度の休日に人妻を象徴する「丸まげ」を結い、市内の千手寺(幸町)の観音様に願かけをしたのが由来と伝えられており、県内・県外問わず多くの女性が幸せな結婚を願って参加しています。
まるまげを結い、鮮やかな着物を身にまとって街の中を練り歩くという経験はめったにできません。ぜひご応募ください。
【募集内容】
<開催日>
平成27年4月17日(金)
<参加資格>
18歳以上(高校生を除く)の未婚の女性
(以前に参加された方はご応募できません。)
<募集定員>
60名(応募多数の場合抽選とします。)
<応募期間>
2月1日(日)~3月15日(日)
⇒申込期限後でも興味のある方は一度ご連絡ください(3/15up)。
<参加費>
5,000円(着物代、かつら代、着付代等含む)
<申込方法>
募集用紙に必要事項を記入し、郵送、E-mail、Faxにてお申し込みください。 申込用紙は、氷見市観光協会または氷見市役所観光マーケティングおもてなしブランド課、下記よりダウンロードしてください。
申込用紙はこちら→ 申込用紙[PDFファイル/110KB] 申込用紙[Excelファイル/41KB]
※県外の方は宿泊予約も承っておりますので、お気軽にご相談ください。
※ご希望の方は、メイクも合わせて受付いたします(有料)。
※帯、小物等はご自身で用意していただきますが、貸し出しも行っております(有料)。
【当日までの流れ】
~3月15日(日) 応募受付締切(抽選後、ご案内を送らせていただきます。)
3月下旬 指定の美容室でかつら合わせ ※県外から参加の方は別対応できます。
4月5日(日) 事前説明会(千手寺)
【当日の流れ】
午前中 指定美容室で着付け
13:00 集合
13:30 巡行開始
14:40 千手寺へ到着し、参詣
終了後、自由行動(17:00までに美容室で着替え終わること)
<事前説明会>
4月5日、千手寺で、まるまげ祭りに参加される皆さんの事前説明会を行いました!
今年も無事に行われました。ありがとうございました。
【お問合せ・お申し込み】
(一社)氷見市観光協会 〒935-0015 富山県氷見市伊勢大町1-12-18
Tel:0766-74-5250 Fax:0766-74-5453
E-mail:hello@himikan.jp