県内有数の桜の名所・朝日山公園をはじめ、春の氷見は「花」が盛りだくさん!
春の氷見は花いっぱい、見どころいっぱい!
桜の名所
朝日山公園
湊川
市街地中心部に流れている湊川沿い一帯に桜が植えられ、春はピンク色のヴェールがかかったようになります。
湊川にかかる中の橋には、藤子不二雄Ⓐ先生作の忍者ハットリくんのカラクリ時計があり、定時刻になると動き出します。
余川古寺の桜
エドヒガンザクラで、樹高約18m、枝が三方に分かれています。
この丘陵地一帯を「古寺(こじ)の谷地(やち)」と称し、中世の宝篋印塔、五輪塔、板碑などが出土しています。
駒つなぎ桜
エドヒガンザクラで、幹周り4.74m。
かつてこの地は潟湖(布勢の水海)が広がっていたとされています。
越中国守大伴家持が布勢水海を舟で渡り、山越えのため、この地に舟をとめて桜の木に馬をつないだということから、「駒つなぎ」という名前がつけられています。
上久津呂ツバキキクザクラ
ツバキを抱くようにキクザクラが生えているとても珍しい木です。
藤の名所
藤波神社(田子浦藤波神社)
礒部神社叢
ツバキの名所
老谷の大椿
ツツジの名所
朝日山公園
湊川
その他花に関する施設
「獅子舞の里」氷見
「獅子舞の里」氷見市には数多くの獅子舞が伝承されており、市内約100の地区で獅子舞が演じられています。
カシラとカヤからなる獅子方と、天狗・獅子の所作、太鼓や鐘の音などの特徴から「氷見獅子」と類型されます。
演目は多数あり、「ヒトアシ」「フタアシ」「バンガエシ」「キョウブリ」などがあります。
また、当年村へ嫁いできた嫁から高額な祝儀が出た場合は「ヨソブリ」などの各青年団とっておきの演目が演じられます。最後は、「獅子殺し」という長時間の演目が演じられ、その年の獅子舞は終了となります。
氷見市南部の十二町や西条・南条・十三地区などで四月の春祭りに獅子舞が多く出され、灘浦の海岸部では、春秋いずれかの祭りで獅子舞が出されます。
また、氷見町のうち北町の今町・浜町・湊町・中町では、5月3日の唐島祭りに合わせて獅子舞が出され、迫力のある演目を楽しむことができます。
獅子舞に関する施設
あでやかな日本髪ゆかしき「まるまげ祭り」
まるまげ祭りは、かつて幸せな結婚を願った芸妓たちが、年に1度の休日に人妻を象徴する“丸まげ”を結い、市内の千手寺(幸町)の観音様に願かけをしたのが由来と伝えられています。
しかし徐々に芸妓の数も少なくなり一時衰退していましたが、昭和62年から独身女性を対象として、参加者の一般公募を始めてから人気もにぎわいも復活。市内だけでなく、県内外の女性が思い出づくりにと参加しています。
祭り当日は、花笠童子を先頭に太鼓台や稚児、御輿、その後にまるまげ姿の女性ら総勢100人余りが行列。
お旅所から中心市街地などを通り、華やかに千手寺まで練り歩きます。
まるまげ祭りの詳細はこちら
雨ごいの満願成就を祝う奇祭「ごんごん祭り」
朝日本町・上日寺の朝日観音の祭礼で、その昔は氷見庄一町百カ村の総祭でした。言い伝えでは、江戸時代初期に起こった大日照りのための雨ごい行法が成就したことで、農民たちは狂喜乱舞。上日寺の鐘を打ち鳴らして喜び祝ったのがごんごん祭りの由来とされています。
以来、報恩と厄よけの法会とともに、力自慢たちが長大な松の生木の丸太で、釣り鐘を連打します。
今も祭りのときには、寺の鐘つき堂に丸太が置かれ、その丸太を担いで自由に鐘がつくことができます。祭りのフィナーレとして1分間に何回つけるか競いあう「ゴンゴン鐘つき大会」も行われており、県内外の力自慢が参加しています。
ごんごん祭りの詳細はこちら
春は氷見イワシ!
ニシン科のマイワシとウルメイワシ、そしてカタクチイワシ科のカタクチイワシの3種類の総称がイワシです。
辞書の『言海』(明治37年第一版刊)や『広辞苑』(昭和30年第一版刊)に記載されている氷見鰯は、乾燥させた「干鰯(ひいわし)」を指しており、主にマイワシを使って製造されます。
漁獲直後の鮮度満点のイワシを加工した干鰯は、身のしまりが良く、風味や色・艶も抜群のため、古くから名高い逸品として全国に知られています。